えさんは、道南自動車フェリーが運航していたフェリー。
概要
第三恵山丸の代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、1988年に就航した。 就航当初は貨物フェリーだったが、、2000年10月の海上運送法の改正により、道南自動車フェリーが一般旅客定期航路の許可を得て旅客航路事業を開始したため、本船も改造を受け旅客フェリーとなった。 ブルードルフィンの就航により、2010年7月11日に引退した。
その後、フィリピンのセブ・フェリー へ売却され、CEBU FERRY 3として就航した。 2013年以降は、2GOでの運航となり、ST.IGNATIUS LOYOLAとして、バタンガスを発着する航路に就航している。
航路
青函航路
- 函館港 - 青森港
就航時は本船と第五恵山丸、2000年以降は本船とえさん2000の2隻で運航されていた。
設計
貨物フェリーとして建造されたため、旅客設備は最小限で、定員も78名と少ない。 道南自動車フェリー時代は、薄緑色に斜めのラインが入った船体塗装で、津軽海峡フェリーへの移行後は、白塗装にロゴマークのみの暫定塗装となっていた。
海外売船後、船橋直後から船体後部まで3層にわたって船室が大幅に増設されている。
船内
船室
- 2等
設備
- 風呂・シャワー室(男性用のみ)
脚注
外部リンク
- MarineTraffic.com - ST.IGNATIUS LOYOLA - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示




