健祥会レッドハーツ(けんしょうかいレッドハーツ)は、徳島県吉野川市と徳島市を拠点とする、社会福祉法人健祥会の女子バレーボールチームである。
概要
2003年11月に健祥会によって徳島県のスポーツ振興、バレーボールの普及、社会貢献事業の一環として創部された。2004年V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)昇格。V・チャレンジリーグ優勝1回。2011年Vリーグ機構退社。
チーム名『レッドハーツ』とは、健祥会の福祉への取り組み気構え「福祉は心、人は心」より、「心」をチームネームに取り入れ、燃える心で勝利を目指してほしいなどの想いが込められている。
練習場は健祥会の近くにある多目的ホール健祥会パートナーであり、V・チャレンジリーグのホームゲームもそこでよく開催されていた。
歴史
2003年11月、健祥会が徳島県に創部。
2004年、第24回地域リーグに参加し、1回目の出場で優勝。V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)出場決定入替戦で2位に入りV1リーグに昇格した。
初参戦となる2004/05シーズンの第7回V1リーグでは1勝しかできず最下位となるもの、入替戦で栗山米菓(後にBefcoビービースターズ)に連勝し残留。2005/06シーズンの第8回V1リーグでは、5位に順位を上げる。2006/07V・チャレンジリーグ(V1リーグより改称)でも5位に入った。
そして、2007/08 V・チャレンジリーグでは、佐々木充監督の下、元Vリーグ(現・Vプレミアリーグ)選手の谷口由美恵、三崎栄子、田巻由貴子、高橋めぐみ、長野友紀を中心としたチーム作りが結実、悲願の初優勝を達成した。V・チャレンジマッチ(入替戦)では日立佐和リヴァーレ(現・日立リヴァーレ)から1セットも奪えず連敗し、V・プレミアリーグ昇格はならなかった。
以降は、思うようには波に乗れず、中位に甘んじた。
2011年6月、Vリーグ代表として、AVCアジアクラブ選手権に出場した。
2012年、2011/12シーズンをもって、Vリーグ機構を退社した。退社理由は、「諸般の事情で、V・チャレンジリーグ出場のために必要なチーム運営体制の維持が難しくなった」としている。以降については、健祥会が、チームをクラブチームとして再編し、地域交流・地域貢献を図りたいとしている。
成績
主な成績
- チャレンジリーグ(実業団リーグ/V1リーグ)
- 優勝1回(2008年)
- 準優勝なし
- 黒鷲旗全日本選抜大会
- 優勝なし
- 準優勝なし
年度別成績
選手・スタッフ
2012年4月のVリーグ機構退社時の選手・スタッフは次の通り[1]。
選手
スタッフ
在籍していた主な選手
- 内田役子
- 丹山美紗緒
- 服部晃佳
- 大西悠加
- 高橋めぐみ
- 井之口綾香
関連項目
- 中村博彦
- 健祥会レッドハーツの歴代選手・スタッフ一覧
脚注
外部リンク
- 健祥会グループ公式サイト
- Vリーグ - チーム概要




