ハビエル・バスケス(Javier Vazquez、1976年4月27日 - )は、キューバの男性総合格闘家、柔術家。サンティアーゴ・デ・クーバ州サンティアーゴ・デ・クーバ出身。アメリカ合衆国カリフォルニア州在住。ショータイム柔術主宰。ブラジリアン柔術三段。元KOTC世界ライト級王者。
レスリング、ブラジリアン柔術、ノーギ柔術の融合させた技術を駆使し、積極的に関節技を繰り出すところから、「ショータイム」のニックネームを持つ。
ホリオン・グレイシーの長女と結婚した。
来歴
キューバのサンティアーゴ・デ・クーバで生まれ、4歳の時にアメリカ合衆国に移住した。高校でレスリングを始め、サンアントニオ大学でもレスリングを続けた。
1997年、カーウソン・グレイシーの下で柔術を始め、1998年6月28日に総合格闘技デビューとなったNeutral Grounds 5の8人トーナメントで準優勝を果たした。
2002年6月29日、初参戦となった修斗で佐藤ルミナと対戦し、判定勝ち。
2003年2月21日、KOTC世界ライト級タイトルマッチでアルバート・クレインと対戦し、判定負けを喫し王座陥落した。
2004年1月31日のUFC 46でマット・セラと対戦予定であったが、2003年末に左膝前十字靭帯断裂を断裂したため欠場となった。
2004年9月18日、カナダで開催されたアブダビコンバット北米予選・66kg未満級に出場。決勝でアルバート・クレインにポイント勝ちを収め、本戦出場権を獲得した。
2004年10月24日、CANDで宇野薫と対戦し、判定負け。
2006年8月、2006 Gracie Jiujitsu World Championship・黒帯軽量級に出場。決勝でジェフ・グローバーと対戦し、アキレス腱固めで一本勝ちを収め、優勝を果たした。
2006年11月17日、グラップリング大会X-MISSIONでハニ・ヤヒーラと対戦予定であったが、欠場となった。
2007年5月5日、アブダビコンバット66kg未満級に出場し、1回戦で植松直哉にポイント負け。
2007年6月2日、Dynamite!! USAで永田克彦と対戦予定であったが、欠場となった。
2007年10月26日、ShoXC: Elite Challenger SeriesでJC・ペニントンと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。試合後に現役引退を発表した。
2009年6月27日、1年8か月ぶりの総合格闘技復帰戦となったUltimate Chaosでマーク・カーゴジャンと対戦し、開始19秒ギロチンチョークで一本勝ち。当初はディン・トーマスと対戦予定であったが、トーマスが計量をクリアできず、対戦相手が変更となった。
2009年8月1日のAffliction: TrilogyでL.C.デイビスと対戦予定であったが、大会が消滅。 2009年8月9日、WEC初参戦となったWEC 42でAfflictionで対戦予定であったL.C.デイビスと改めて対戦し、判定負け。10月10日、WEC 43でデイヴィダス・タウロセヴィチュスと対戦し、判定負けでWEC2連敗となった。
2010年3月6日、WEC 47でジェンス・パルヴァーと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。WEC初勝利となった。
UFC
2011年6月26日、UFC初参戦となったUFC Live: Kongo vs. Barryでジョー・スティーブンソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2013年1月13日、SHERDOGのラジオで引退を表明した。
戦績
総合格闘技
グラップリング
獲得タイトル
- 第2代KOTC世界ライト級王座(2001年)
- Gladiator Challengeライト級王座(2002年)
- ADCC 2007北米予選 66kg未満級 優勝(2004年)
- グレイシー柔術世界選手権 黒帯軽量級 優勝(2006年)
脚注
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- ブラジリアン柔術家一覧
- プロ修斗選手一覧
- UFC選手一覧
- グレイシー一族
外部リンク
- 公式サイト
- UFC 選手データ
- HERO'S 選手データ
- MMAjunkie 選手データ
- ハビエル・バスケスの戦績 - SHERDOG(英語)




