ノードウィンド航空 (英語:Nordwind Airlines、ロシア語:Северный ветер、ラテン文字表記:Severný veteris)とは、定期便およびチャーター便を運航しているロシアの航空会社である。
歴史
ノードウィンド航空はロシアのツアーオペレーターPegas Touristikとそのトルコ支社が2008年8月に設立し、3機のボーイング757-200により運航を開始した。
2013年4月29日、シャルム・エル・シェイクからカザンへ向けて飛行中のノードウィンド航空A320型機に対し、シリアにいた所属不明の部隊から2発の地対空ミサイルが発射される事件があった。回避行動を取ったため同機は無傷でカザンまで飛行した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、ノードウィンド航空が2019年3月におよそ7.4トン、市場価格にして約3億円相当の金塊をベネズエラからウガンダのエンテベの空港付近の製油所へ輸送したと報じた。 この件は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の勢力維持に協力しているとアメリカ政府が疑っている世界的な地下経済を暴露するとされている。
就航都市
- ロシア
- モスクワ(ハブ空港)
- サンクトペテルブルク
- アナパ
- バルナウル
- ベルゴロド
- ブラゴヴェシチェンスク
- チェボクサル
- チェリャビンスク
- イルクーツク
- イジェフスク
- カザン
- ハバロフスク
- キーロフ
- クラスノダール
- クラスノヤルスク
- マグニトゴルスク
- ミネラーリヌィエ・ヴォードィ
- カザン
- ニジネカムスク
- ニジネヴァルトフスク
- ニジニ・ノヴゴロド
- ノヴォクズネツク
- ノヴォシビルスク
- オムスク
- オレンブルク
- オルスク
- ペルミ
- ロストフ
- サマーラ
- サラトフ
- サランスク
- シンフェロポリ
- スィクティフカル
- ソチ
- トムスク
- チュメニ
- ウファ
- ウリヤノフスク
- ウラジオストク
- ヴォルゴグラード
- ヴォロネジ
- ヤクーツク
- エカテリンブルク
- ウズベキスタン
- フェルガナ
- カルシ
- ナマンガン
- サマルカンド
- タシュケント
- タジキスタン
- ドゥシャンベ
- クルガン・テッパ
- カザフスタン
- アルマトイ
- アゼルバイジャン
- バクー
- アルメニア
- エレバン
- ヨルダン
- アカバ
- サウジアラビア
- ジッダ
- イラン
- テヘラン
- タイ
- バンコク
- メキシコ
- カンクン
- ジャマイカ
- モンテゴ・ベイ
- キューバ
- バラデーロ
機材
2019年7月現在、ノードウィンド航空の機材は以下の通りである。
退役機材
- A320-200
- B757-200
- B767-300
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト




