三浦縦貫道路(みうらじゅうかんどうろ、Miura Jukan Road)は、神奈川県横須賀市衣笠町から、三浦市初声町下宮田まで至る、神奈川県道26号横須賀三崎線のバイパス道路。横須賀市衣笠町から同市林5丁目に至る1期区間4.7 kmは神奈川県道路公社が運営する有料の自動車専用道路であり、2000年3月に供用している。三浦サンサンラインの愛称がある。
概要
路線データ
- 起点:神奈川県横須賀市衣笠町
- 終点:神奈川県三浦市初声町下宮田
有料区間(衣笠-林)
横須賀市衣笠町 - 横須賀市林5丁目
- 運営 : 神奈川県道路公社
- 料金等 : 2020年7月現在、普通車の通行料金は310円。
- 通行料金支払い時にSuica・PASMOなどの交通系ICカード(PiTaPaを除く)を電子マネーとして利用することが可能(当道路以外の神奈川県道路公社管轄有料道路では電子マネーの利用は不可)。
- 2024年7月より、ETC多目的サービス・ETCGOによる通行料金の支払いに対応している。
- 自動車専用道路であり、125 cc以下の二輪車(原付一種および原付二種)は通行禁止。
無料区間(林-高円坊)
横須賀市林5丁目 - 三浦市初声町高円坊
- なお、上りは一般道併用であり、歩道が設置されていて、125 cc以下の二輪車(原付一種および原付二種)および自転車・歩行者も通行可能。
歴史
- 1994年6月17日:都市計画決定。
- 2000年3月4日:1期区間(延長約4.7 km)、衣笠IC連絡路開通。林IC部分供用開始。
- 2004年度:2期区間北側区間(横須賀市林4丁目 - 三浦市初声町高円坊 約1.9 km)の事業着手。
- 2009年3月:公募により愛称を「三浦サンサンライン」に決定。
- 2020年8月10日:2期区間北側区間(横須賀市林4丁目 - 三浦市初声町高円坊 約1.9 km)供用開始。
- 2022年3月30日:林ICの三浦市方面入口ランプが開通。
- 2024年7月17日:ETC多目的利用サービス「ETCGO」の本格導入に向けた社会実験を開始。
- 2025年1月12日:ETC多目的利用サービス「ETCGO」を本格導入。
路線状況
神奈川県道26号横須賀三崎線のバイパスであり、横浜横須賀道路衣笠ICから三浦半島西岸の国道134号線を結ぶアクセス道路としての機能を持っている。
道路施設
- 衣笠城址トンネル
- 衣笠太田和トンネル
- 太田和公園トンネル
インターチェンジなど
施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通のインターチェンジ名などは仮称である。
以下、インターチェンジなどは略称で示している。
- インターチェンジ =「IC」、パーキングエリア =「PA」
脚注
関連項目
- 関東地方の道路一覧
- その他の自動車専用道路一覧
- 日本の一般有料道路一覧
外部リンク
- 神奈川県道路公社
- 三浦縦貫道路(三浦サンサンライン)
- 県道26号(横須賀三崎)三浦縦貫道路2期 - 神奈川県
- 三浦縦貫道路について - 横須賀市




