アルマ・コーガン(Alma Cogan、1932年5月19日 - 1966年10月26日)は、イギリス出身の歌手である。 数々の楽曲が森山加代子、坂本九、かまやつひろしら日本の歌手にカバーされた。
人物・来歴
ロンドン生まれ。10歳の時にチャリティで歌ったのをきっかけに歌手を目指す。15歳の時に芸能界に入り、舞台を踏んだのちに1948年のサミー・カーンとジュール・スタインが書いたミュージカル『High Button Shows』 のオーディションに合格し、コーラス隊で参加した。この時にのちの大女優であるオードリー・ヘプバーンと知り合ったという。1957年にはアメリカに進出し『エド・サリバン・ショー』にも出演した。
日本では1960年代に入り「恋の汽車ポッポ」と「ポケット・トランジスター」で有名になった。(両曲とも森山加代子によってカバーされた)ちなみに1962年に来日を果たしている。
1966年10月26日、卵巣癌のため34歳で死去した。
交友関係
上記にあるオードリー・ヘプバーン以外にも、ビートルズとも接点があったという。彼女自身ビートルズの曲もカヴァーしていることもあるが、レコーディングにはジョンとポールが数曲立ち会ったと言われている。 シンシア・レノンの証言によると、アルマ・コーガンとジョン・レノンは愛人関係にあったという。
代表曲
- ポケット・トランジスター
- 恋の汽車ポッポ
- グッバイ・ジョー (坂本九の「九ちゃんのツンツン節」1963年のB面でカバーされた)
- 月夜にボサノヴァ
- 言わなきゃダメよ
- 恋の気分に
関連項目
- 『Alma Cogan (小説)』ゴードン・バーン著ISBN 978-0-571-22284-1(1991)アルマの生涯を小説にした作品
脚注




