ドバイシーマクラシック(Dubai Sheema Classic、アラビア語: دبي شيماء كلاسيك)は、アラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われる競馬の競走である。
概要
1998年に「ドバイターフクラシック(Dubai Turf Classic)」の名称で創設、第1回はナド・アルシバ競馬場の芝2400mで行われた。2000年に国際G2の認定を受け、現名称となる。2002年には国際G1に昇格し、2011年からメイダン競馬場の芝2410mで行われるようになった。距離設定が2410mと半端な数字になっているのは、メイダン競馬場の芝コースが丁度一周2400mで設備上ゴール板の前に発馬機を置けないためである。
国際競馬統括機関連盟(IFHA)が公表した2012年から2014年の年間レースレーティングの平均値に基づく「世界のトップ100GIレース」によると、ドバイシーマクラシックは全体の18位にランキングされ、クイーンアンステークス(16位)チャンピオンズマイル(17位)に次ぐ評価となっている。
なお、本競走を優勝するとオーストラリアのG1コーフィールドカップへの優先出走権が与えられることになっている。
2015年から2020年までは賞金総額600万米ドルだったが、2021年は総額500万米ドルに減額されている。 なお、日本馬はサンデーサイレンス系の馬のみが勝利している。
歴史
- 1998年 - 「ドバイターフクラシック」の名称で創設。
- 2000年 - 「ドバイシーマクラシック」に改称。
- 2001年 - 国際G2に昇格。
- 2002年 - 国際G1に昇格。
- 2010年 - 開催場をメイダン競馬場に変更。
- 2020年 - 新型コロナウイルスの世界的な感染の拡がりに伴い、参加者の健康を守るため中止。
歴代優勝馬
日本調教馬の成績
脚注・出典
注釈
出典
- エミレーツ・レーシング・オーソリティーの公式記録
- 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005, 2006, 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 2016
外部リンク
- Emirares Racing Authority - アラブ首長国連邦の競馬統括団体
- ドバイシーマクラシック 海外競馬発売 JRA公式サイト



